皆さんこんにちは。教えて!ニックスのコーナーです。
私たちの身の回りでは省エネ・長寿命といった観点からLED照明の導入が進んでおり、家電量販店の売り場でもLED製の蛍光灯や電球が多く見られます。
一方で従来型の水銀を使用した蛍光灯については製造・輸出入が段階的に規制されることはご存じでしょうか。
今回はそんな従来型蛍光灯の規制について簡単にご紹介いたします。

目次
・蛍光灯規制の背景
・規制される蛍光灯の種類や時期
・蛍光灯の交換に際するポイント
規制の背景
水俣病の教訓として水銀及び水銀化合物の人為的な排出から人の健康及び環境を保護することを目的に2013年10月に水俣市にて「水銀に関する水俣条約」が採択され、2017年8月に発効となりました。現在150を超える国と地域が本条約を締結(批准・加入等)しており、日本においても2016年に締結を完了しています。
「水銀に関する水俣条約」は、水銀の一次採掘の禁止及び貿易、水銀添加製品や製造工程、大気への排出、水銀廃棄物に係る規制に至るまで、水銀が人の健康や環境に与えるリスクを低減するための包括的な規制を定める条約であり、先進国と途上国が協力して取り組むことにより越境汚染をはじめとする地球規模の水銀汚染の防止を目指しています。
規制される蛍光灯の種類や時期
一般照明用の蛍光灯の製造と輸出入は下図の通り種類やワット数によって段階的に規制され、2027年12月末に全て禁止となります。
| 種類 | ![]() |
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| 時期 | 30W以下 水銀含有5mg以下 2025年12月末まで |
30W以下 水銀含有5mg以下 2026年12月末まで |
三波長形蛍光体 2027年12月末まで |
三波長形蛍光体 2027年12月末まで |
| 30W超 水銀含有全て
2026年12月末まで |
ハロ蛍光体 2026年12月末まで |
ハロ蛍光体 2026年12月末まで |
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品番例 型番例
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EFA,EFG,EFD,EFT
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FPL,FDL,FML,FPX,
FDX,FHT,FHP |
FL,FLR,FHF,FSL
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FCL,FHD,FHC
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蛍光灯の交換に際するポイント
- 正しく分別、廃棄しましょう
- 照明器具の寿命について
水銀を使用した従来型の蛍光灯を交換、廃棄する際はガラスの破損に注意し、お住いの自治体の回収ルールに従い正しく分別、廃棄しましょう。
一般社団法人日本照明工業会によると、照明器具を設置してから10年を「適正交換時期」、15年を「耐用の限度」としています。水銀を使用した従来型の蛍光灯からLED製の蛍光灯や電球に交換する際は照明器具の使用年数もぜひ合わせてご確認ください。
LED化による効果としては消費電力の削減による電気代の節約や長寿命化など様々なメリットがあります。
ぜひ早めの交換を検討してはいかがでしょうか。
今回は私たちに身近な蛍光灯に関する規制についてお知らせしました。
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