皆さんこんにちは。教えて!ニックスのコーナーです。
突然ですが皆さんは節電について普段どのような取り組みをされていますでしょうか?
1年を通した電力需要のピークはエアコンの使用率が高くなる夏場であり、特に午後2時頃(最高気温を記録する事が多い時間帯)に1日のピークを迎えると言われています。一方で電気は性質上、貯めておくことが難しいエネルギーであり、需要のピークにおいては使用量を抑える取り組みが必須となります。
2022年には政府から夏季として7年ぶりとなる節電要請が出され、続く2023年の夏季においても同様に節電要請が出されました。また、2024年度についても先日気象庁からの発表にて観測史上最も暑くなった昨夏並みの厳しい暑さとなる可能性があるとの予測が報じられています。私たちニックスの生産活動においても多くの電力を使用しており、日々様々な省エネ、節電に関する取り組みを行っております。今回はニックスで実施している省エネ・節電に関する活動についてご紹介いたします。
省エネ・節電に関する活動
設備の省エネ化
コンプレッサーの交換作業(南アルプス工場)
■射出成型機の省エネ機種への順次入れ替え
■工場内の蛍光灯のLED化
南アルプス工場にて316本の蛍光灯入れ替え
■工場内の通路/トイレ等の照明に人感センサーを導入し自動消灯化
南アルプス工場にて導入
■コンプレッサーを省エネタイプに更新
岡山工場にて2台入れ替え(消費電力 従来比20%減)
南アルプス工場にて2台入れ替え(消費電力 従来比7.3%減)
省エネ活動
■工場休業日の設備機器の完全停止
コンプレッサー、ボイラー、チラー冷凍機
■大型のシャッターの開閉ルール設定
北海道工場:冬場の冷気侵入防止
■待機電力の削減
退社時はPC、充電器、各機器の電源コードを抜く
■PCの省電力設定や液晶輝度の適度な調整
■空調の温度設定と使用時間の制限
夏期:26~28℃ 冬季:20~22℃
■ノー残業デーの推進(毎週水曜日)
■クールビズ、ウォームビズの導入
全員参加と効果の数値化
前述の通り、生産活動をする上で電気使用量がどうしても多くなる製造拠点においては省エネ設備の導入を中心とした取り組みを行っており、全社としては日々の働き方の工夫で節電に取り組んでいます。
また、製造拠点においては電気使用量の報告会を毎月実施しており、活動結果を共有する事で節電への意識付けを行っています。
今回は省エネ・節電に関する取り組みについてのご紹介でした。
活動を長期に渡って継続するポイントとして、働く人の職場環境や健康が損なわれないよう、十分に注意を払う事も忘れずに今後も活動を進めていきたいと思います。